2018年面白かった本

最近、読んだ本や見た映画をとことん忘れてしまう。インターネット(主にTwitter)でタイトルをたまたま目にして、ハッ!あの本読んだんだった!となることが多く、記録をつけようと思った。

あと、単純に感想や思ったことを話す人がいないから。記録に留めておきたいし。

 

大好きなはてなブログ、慣れないけど頑張ってみます。

 

鳥飼茜『漫画みたいなください』

 

大好きな三宅香帆さんのツイートで知った本。

cakes.mu

WEBちくまの連載を読んで面白かったので書籍を買ってみた。三宅さんのセンスは凄いな…。cakesの記事が有料なので、最後まで読めず残念です(買えよという話だけど)。

 

男女の恋愛観の違いについては経験の少なさからかあまりよく分からないけど、三宅さんの記事の「男女で見ている景色が違う」というのはとてもよく分かると思った。

 

ケバい化粧をしてくる生徒に対して、男性教員が「女子校で化粧をしても意味ないでしょ」と言ったことがある。私にとってメイクは自分のためにするものだったから、「化粧は男性に見せるためのもの」という前提がとてもモヤモヤした。もちろん好きな男性のためにするメイクも大好きです。

このモヤモヤは『だから私はメイクする』にも通じる部分があるのかな。男性こそ読むべき本だな。

だから私はメイクする 悪友たちの美意識調査

だから私はメイクする 悪友たちの美意識調査

 

 

『漫画みたいな恋ください』については、何がそんなに面白かったのか、何が気に入ったのか、全く言語化できなかったんだけど、谷原章介さんの感想が一番感じたことを言い表してくれているような気がした。

【谷原店長のおススメ】血で描いたような正直で透明な日々 鳥飼茜「漫画みたいな恋ください」|好書好日

彼女が子どもに求めているものは、迷惑を掛けない、遅刻しない、忘れ物しない、約束を守る。いわば自立を求めているように感じます。それは親として普通のことなのですが、それが自分を邪魔しないためのようにも感じる。

親である自分と、1人の人間である自分。漫画家の恋人である自分と、漫画家である自分。たくさんの自分の役割の中でもがく。どれか1つになりきれない。

誰もがたくさんの役割を抱えて苦労していたり、器用にこなしていたりするのだろうけど、鳥飼茜さんが素直に綴られた葛藤はいろんな人の心に響くと思う。

 

『だから私はメイクする』といい、『漫画みたいな恋ください』といい、2018年話題になった本ということも含めて、記録をつけてみました。初めての記事です。